おはようございます。
介護支援コンサルタントの秦です。
昨日のブログでは、
モチベーションの間違った考え方と
やる気(モチベーション)が
あるから仕事がうまくいくのではなく、
仕事がうまくいくからやる気がでる。とお伝えしました。
その中で経営者やリーダーが考えるべきことは、
スタッフがやる気があろうがなかろうが
結果が出せるよう支援することで、
その支援方法は2つあると言いました。
今日はその続きです。
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まず一つは、
スタッフが「やるしかない」と思える状況をつくることです。
スタッフに権限と責任をセットで付与し、
本当の意味でプレーヤーではなく
マネージャーの役割をもたせること。
スタッフをほめたり叱ったりして
業務をやらすのではなく、
彼ら自身にしっかり考えさせ、
自らの権限と責任において結果を出すことに向き合わせる。
それを通してお金を稼ぐことの本当の厳しさと、
それを乗り越えたときの深い喜びを理解させるのです。
そして経営者がやるべきもう一つのことは、
スタッフが結果を出せる環境をつくることです。
任せたからあとは知らん、では権限移譲という名の丸投げでしかありません。
経営者は自社の管理職や
次のリーダーがプレーヤーから
マネージャーへと変革するための手助けをしてやる必要があります。
そして、それには
「仕組み化」が重要です。
スタッフが結果を出せるような環境をつくること。
単に結果を求めるのではなく、
結果がでるような仕組みをつくる手助けをしてやること。
そのための経験やノウハウが
社内に不足しているのであれば、
外部を使ってでもやりきる。
そうしてリーダークラスに
「自分で結果を出す喜び」を味わわせることで、
彼らのモチベーションは勝手についてきます。
うまくいくからやる気がでるのです。
社員の「やる気」をどうこういう前に、
彼らが「その気」になる環境をつくることが大切です。
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このように、
モチベーションは
結果が出たときに上がり
結果が出る環境、仕組みづくりが重要だということです。
自社で仕組化できればいいのですが、
出来ない場合は外部の人の力を借りるのもひとつの方法だと思います。
では、今日はこの辺で。
介護支援コンサルタント
秦邦仁
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